「自由港(フリーポート)」設立趣旨

~冒険船、夢と才能の発着港、そして夢追い人~

「面舵いっぱーい!三本マストに帆を掲げ!未知の大地へfrontier ship! 」

  果てしない大海原、無限の彼方で大空と融け合い、一つになった水平線。
三本マストに真っ白な帆を掲げた冒険船は、夢と才能の発着港から、素敵な荷を積み込み、その大きな帆に、夢追いの風を一杯に受けて航行していきます。

 冒険船の舵をとるのは、夢追い人である“クルー”たち。新しい何かを求めて、素敵な人を探して、自分の可能性を信じて、“クルー”は冒険船 “フロンティアシップ号”に乗組みます。 預かった荷をたくさんの人に届け、寄港した先では、個性という楽器を共に奏でましょう。

  夢と才能の発着港“自由港”の波止場には、毎日たくさんの荷物が届きます。がんばる人の夢、ふくらみかけた才能のつぼみ、素敵なイベントのお知らせ・・・等々。港情報局からは、インターネットブルーの海へ発信します。ふくらみかけた才能のつぼみは大切に、花開く大地までお届けします。船舶の運行に困っている港町へは、技術者“クルー”が支援に行きます。発想に関税をかけない“自由港”では、様々な人、情報、アイディアが行き交うでしょう。

ここに一つ、自由港が提案するアラタな価値観があります。

 “心ゆたかに楽ガキで生きること”

“楽ガキ”とは、誰かとのソウイ(相違・相似)で自分が満足するのではなく、肩書きでモノ(者・物)の価値を判断するのではなく、所有と消費に重きを置くのではなく、自らの価値観で楽しさを生み出し、それを誰かと共有することで喜びを感じる人です。
そんな生き方をするために、社会生活を切磋琢磨して頑張るのと同じぐらい文化芸術を楽しみます。文化芸術は「自由港」のきっかけであり、「自由港」が愛するものです。文化芸術には数値で細かく表わされたモノサシはありません。自分の心で感じ楽しむものです。その心のゆとりは、自分が属する社会生活に更なる活力を生んでくれます。社会生活の頑張りと、文化芸術のゆとり、この両方があってこそ、心に豊かさが生まれ、相乗効果で自分を高めていくことができると思います。

冒険船“フロンティアシップ号”は、主体事業としてアラタな価値観を創造していきます。

夢と才能の発着港である“自由港”は、支援事業として社会貢献活動をしていきます。

夢追い人“クルー”は、独自事業として常に夢(やりたいこと)を持ち、それに向かって努力していきます。

“自由港発フロンティアシップ号のクルー”は、冒険地図に最終目的地を定めることなく、常に“楽ガキ”でありたいと思っています。未知への挑戦“frontier ship”、冒険地図には“クルー”たちの航海の軌跡、「成長」が記され、どこまでも広がっていく・・・。

 紺碧の空の下、フロンティアシップ号”の母港自由港”は、輝く陽に照らされて、たくさんの才能、夢の荷物が行き交います。丘から吹く風は心地よく、個性が奏で合うシンフォニーを乗せ、夢追いの風となって大海原へと駆け抜けていきます。